world
about dream world
死者を追慕する生者の心が創造した世界
昼が終わり夜が来るように、冬が明け春が来るように
誕生から死、そして再生へと循環する、永遠の宇宙
world map
figures
他にPulse(鼓動)、Yang(陽)の名を冠する、誕生や生命活動そのものが具現化された概念で、その性質は光。
陰陽世界のうち陽(生者の物質世界)を司る黎明の守護者であり、直接世界に干渉すること無く静かに生命循環を見守る。
死の対極に在りながらも、人間に対しては極めて無慈悲。
停滞を許さぬ生の輝きは、時に死以上にも恐ろしい試練として容赦無く降り注ぐ。
他にNight(夜)、Yin(陰)の名を冠する、虚無と終焉が具現化した概念で、その性質は闇。
陰陽世界のうち陰(死者の精神世界)を司る寂夜の守護者であり、生命の灯火が消えた後の夜を静かに見守る。
敢えて命を刈り取ることはしないが、訪れた最期は躊躇なく受け入れ、迷える死者を優しく受け止める。
他にCrown(頂)やCoordinate(座標)の名を冠する、陰陽世界を貫くように聳える聖なる山で、その性質は垂直の軸。
生命の循環と自然の調和を祈る念が生んだ神であり、すべての生命の糧となる恵を齎す母なる存在。
頂は天を貫き、根は深淵にまで届き、世界の均衡を繋ぎ止める。
他にTrace(痕跡)、Maid(メイド)の名を有する、陰陽の境界を自由に行き交う魂の写し身で、その性質は水平の軸。
過ぎ去りし日々の残響であり、来るべき未来の予兆。
現在・過去・未来という時空の狭間を彷徨い、愛する死者が遺した影を探し続ける。
他にMemento(形見)、Keepsake(思い出の品)の名を有する、心の奥底に潜む童心や記憶の化身で、その性質は真核。
ただ人の意識の深層にのみ住まう無垢なる心情。
他にGuard(守衛)、Wrath(憤怒)の名を有する、怒りの化身であり守護の本能で、その性質は外殻。
始原の園の深層を住処とし、淀んだ感情を焼き尽くす為に園の木々さえも灰にする。
その正体は、Dollが秘める願いや悲しみが転じた姿であり、傷つき汚されることを拒む魂の叫びそのものである。
world coordinate
world - 陰-
死者が陰の世界で最初に足を踏み入れる場所。
静かな小径に生前の記憶を映す額縁が並んでいる。
肉体を手放した魂が己の人生を振り返り、慈しむ。
肉体から解き放たれた宝物の記憶を箱舟に乗せ、空へ放つ場所。
それは陰の空に輝く永遠の星となり、星にならなかった願いは砂となって白い丘となる。
陰の世界の頂点に佇む、何故か懐かしい小さな家。
陽の世界を映す泉。死者が生者を見守るための場所。
忘却の森の奥深くにある、封印された全生命の記録。
通常たどり着けないうえに、扉はなく何者も入ることは出来ない。
全ての人生の幸福や後悔が等しく保存され、命の転生先を決める時に世界側が参照する。
カラスザンショウが群生する森。
魂がすべてを忘れる為に名前や記憶を全てを溶かし、生まれなおす場所。
蛹へと姿を変え、自己を解体し再構築を経て、新たな生命へと羽化をして再生を果たす。
world - 陽-
誕生したばかりの生命が、心を豊かに育む為のはじまりの庭。
≫表層(花の層)
ハナニラが咲き誇る草原。花の話し声が聞こえる。
≫中層(樹の層)
様々な動物や虫が住む林。深層の狼が暴れると焼き尽くされ灰で真っ白になる。
風で飛ばされた灰は、表層の花を育てる糧となる。
≫深層(狼の層)
鉈を持った憤怒の化身(Scar)が住み、度々暴れては木々を焼く。
始源の園の表層に佇む墓標。生者が喪失を確認し、弔う為の場所。
陽の世界の頂点に聳え、生命の数だけ輝く星が実る大樹。
その星を数えることは、ある人の不在を再確認することでもある。
生者が死者に思いを馳せ、あの世の空を見つめる為の天文台。陰世界の空がよく見える。
廃れた図書館と白紙の本が転がる、意識から零れ落ちた記憶が行きつき眠る墓。
記憶庫の対極にある。
『今思い出せないものも、決して失われたわけではない。』
陽と陰を分かつ川に架かる橋。
一度渡りきると、振り返っても向こう岸は見えなくなる。
自分の未来を手放すことを意味し、進む程に身体が軽くなる。
誰もが最期に必ず渡る橋。
Book

2026年秋頃完成予定
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